設計手法とお客様のメリット

オーシャンでは、お客様に最適な仕組みを提供するために各工程において当社独自の設計手法を使います。

お客様は以下の利点が得られます。

 

 

 

お客様の問題を解決に導く設計手法について

お客様の問題解決に有益なシステムに唯一無二の正解などありません。システムは企業の数だけ正解があるともいえます。

しかし問題解決の一つ一つを魅力的な方向に導いていく上での最適な手順や、その過程で守るべき作法のようなものはあります。当社が14年間、磨き続けてきた定石と呼ばれる方法論の数々です。それらの方法論は言うなればお客様の問題を解決に導く方程式のようなものです。

 

当社の設計者は日々の目の前の案件と格闘しています。そんなシステムの設計や魅力的な仕組みの組み立てに欠かせない方程式。これらをおおよその設計手順に沿って進めて参ります。

 

コンサルティング・メソドロジー -OCEAN CONSULTING METHODOLOGY

レファレンス・インタビュー -REFERENCE INTERVIEW

設計の行方を左右するのはお客様からの要望です。

そのうえで設計の最初のヤマ場で、押さえておきたいポイントが一つあります。
「本当はどうすべきかをよくよく見極めること」

混沌とした問題、沢山のご要望も、問題の根幹を軸に整理していくと、漠然としたイメージに輪郭が備わり、システム全体のイメージや将来の利用像に一本筋が通ってくるのです。これが後々設計の方向性を決める太い柱になります。

 

※「部分は全体があってはじめて意味を持つ」~P.F.ドラッカー

スパイラル・アプローチ -SPIRAL APPROACH

いまやビジネスとITは車の両輪。それぞれを別個ではなくスパイラルで議論するアプローチです。

ビジネスのニーズは何か、それをITではどう実現できるか、またはできないのか。

最新のITでできることは何か、それをビジネスにどう活かせるのか。

このように顧客の知見と、当社の専門性の両面からスパイラルに議論します。

サード・ポイント・ビューイング -THIRD POINT VIEWING

顕在化されたニーズに対して、真正面から対応するのではなく、第3のアプローチを探って解決を図ります。

当事者でさえ気づかない第3案が、コストやシンプルさで優る場合があります。

それはまるでドリルを買いに来たお客様に穴を売るようなものです。

インサイト・ディスカバリー -INSIGHT DISCOVERY

ブレーンストーミングや、ワークショップでインサイト(洞察)を掘り起こします。

インサイトが組織に及ぼす影響は大きく、もちろんこの後に行うシステムの設計思想にも影響します。

早い馬車を作るのではなく、車を発明するような、一見非連続的な変革のきっかけになるものです。

シンプリフィケーション -SIMPLIFICATION

一見複雑に見える問題の糸を解きほぐし、シンプルな解決策を見つけていきます。

これはシステムの設計構造をできる限りシンプルにするために欠かせない工程です。

 

※「シンプルさは究極の洗練である」~レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

UI/UXメソッド -OCEAN UI/UX METHODOLOGY

リッチUI -RICH USER INTERFACE

近年のモニタ環境は画素数や縦横比が目まぐるしく進化しています。

線とボタンと文字だけの質素な画面を操作する時代は終わりました。

イメージ素材や色彩、レイアウトなどデザイン技術を駆使して、ユーザーの利用効率を高めるアプローチです。

情報の強弱(アイキャッチによる重要事項の視認性)や、視覚的に負担が少なく、かつ知覚価値が高まるリッチなユーザーインターフェースをご提供します。

アフォーダンス・デザイン -AFFORDANCE DESIGN

「アフォーダンス」とは、アメリカの心理学者J・J・ギブソンが提唱した概念で、物が持つ形や色が、その物自体の扱い方を説明しているという考え方です。この概念で、ユーザーの利用画面を設計すると、使い勝手の良い分かりやすいデザインへと変化します。システムとユーザーとの接点で起こりうる関係の全てを最適化していきます。

オプティマイズド・ビュー -OPTIMIZED VIEW

業務の一連の流れがスムーズに進むように画面上のページ遷移を設計します。

たとえば顧客からの問い合わせ対応が主業務という場合、機能単位の画面構成は負担になります。問い合わせを受けてから回答に至るまでの一連のフローを元に必要な情報をできる限り一画面に集約。また対応が分岐する場合は、そのシナリオに沿ってページ遷移を設計するという工夫が必要になります。業務フローやシナリオを元に情報の流れを最適化するアプローチです。

スマート・ダッシュボード -SMART DASHBORD

ITを整えるということは敏感に研ぎ澄まされた神経網をつくるようなもの。

企業経営は小さな意思決定の連続です。現場で捉えた情報が、過不足無く効率的に意思決定者に届くことは、行動の質が変わることを意味します。ビジネスの状態を視覚化し即座に確認できることは、まるで自動車の状態をひと目で把握できるようなダッシュボードのようなものです。

 

テクノロジー -OCEAN TECHNOLOGY

エア・フレームワーク -AIR FRAMEWORK

汎用的なソフトウェアやオープンソースを組み合わせて「軽快かつ堅牢な」設計構造を土台にします。

特定のベンダーに偏らないオープンな技術を駆使することで、ビジネスの変化対応に強い仕組みを作ります。

経営にまつわる様々な仕事の中では、ITが一番時間がかかります。経営が決めたことが実行されて効果を上げるスピードは、その会社のITが整うスピードと事実上等しくなります。

リアルタイム・アーキテクチャ -REALTIME ARCHTECTURE

経営に必要不可欠なリアルタイムな技術を提供します。

市場で起きた事象変化を現場で捉えたとき、意思決定者にその情報が届くまでに1ヶ月かかるのと、リアルタイムとを比べるとプロセスが速いほうが有利なことは言うまでもありません。企業経営は小さな意思決定の連続で成り立っていますから、そのプロセスが早まるということは、意思決定や行動の質が変わるということを意味します。

インテグレート・モデリング -INTEGRATE MODELING

企業内で扱うあらゆる情報、データを統合して一元管理する設計手法と実現方式のことです。

情報の信頼性を高める、変化対応が早い、統制が効く、など様々な効果のベースになります。

セキュリティ・アジャストメント -SECURITY ADJUSTMENT

セキュリティ対策がコストに及ぼす影響は無視できません。

ただ積み増すのではなく「境界線」「多層防御」「監視」など複数の要素を柔軟に組み合わせて、顧客組織にジャストフィットなセキュリティを提供します。