
判断を取り戻す
ITプロジェクトの失敗は、技術力の不足で起きているわけではありません。
多くの場合、その原因はもっと手前にあります。
それは「判断の不在」です。
本来、システムの成否を決めるのは発注側です。
しかし現実には、仕様も予算もベンダ主導で進み、
発注側が判断できないままプロジェクトが動き出してしまうことが少なくありません。
そして、問題が表面化したときには、
誰も「なぜそう決めたのか」を説明できなくなってしまう。
私たちは、この構造そのものに課題があると考えています。
判断できる状態をつくる
ITプロジェクトには、必ず多くの選択肢があります。
どのシステムを採用するのか。
どこまで作り込むのか。
どの程度の投資が妥当なのか。
しかし、それらの論点や選択肢が整理されないまま進んでしまうと、
意思決定は曖昧になり、プロジェクトは迷走します。
私たちの役割は、正解を出すことではありません。
論点を整理し、選択肢を示し、
発注側が自ら判断できる状態を整えることです。
判断の材料を揃え、意思決定の場に問いを置き続ける。
それが私たちの仕事です。
最後の意思決定は奪わない
ただし、どれほど深く関わっても、
最後の意思決定だけは私たちが行うことはありません。
なぜなら、第三者に委ねた瞬間、
そのシステムは「自分たちのもの」ではなくなるからです。
システムは、
自分たちで決めたときに初めて、自分たちのものになります。
私たちはその判断を支えます。
しかし、決めるのはあくまで発注側です。
ITプロジェクトの構造を変える
ITプロジェクトの多くは、
ベンダ主導の構造で進んでいます。
それは決して悪意によるものではありません。
ただ、その構造では発注側が主体性を持つことが難しくなります。
私たちは、その構造を少しだけ変えたいと考えています。
発注側が判断軸を持ち、
プロジェクトの主導権を取り戻すこと。
その結果として、
システムが本当に事業に役立つものになること。
それが Ocean & Partners の目指す姿です。


















